2007年7月12日木曜日

日本で個人財務ソフトが流行らない理由

アメリカに来て、Microsoft Moneyを使い始めた。

日米に複数の銀行、クレジットカード、証券口座を持つようになり、
いったい全体俺はどこにいくら持っているのか?ということに
混乱をきたしたのが直接のきっかけ。
前々から漠然と使ってみたいと思っていたというのもある。

これがなかなか便利。
いつどのような引き落としがあるのか、
いったいChecking口座にいくらお金があればよいのか、
(=いくらまでSavingに回せるのか)
いくら資産があるのか、
投資成績はどうなっているのか、etc、
今まで頭で考えていた部分が自動化された分、
意識しなかった部分まで意識できるようになった。

資産運用を考える上で、このようなソフトはMust Itemと見た。


が、このMS Money、細かいところの使い勝手は非常に悪い。
入力しかけたデータがすぐ消えてしまったり、
比較したいデータを行き来するのに何回もブラウズしなくてはならなかったり、
結構不満に思う点が多い。

実は、アメリカではMS MoneyよりもQuickenというソフトがデファクトとのこと。
そっちを使いたいが残念ながら日本語対応はしていない。
どうやら、過去、98年ごろに日本進出したがあっさり撤退してしまったようだ。(求む情報)

MS Moneyも日本ではそれほど流行っているように思えない。

では、そもそも日本人には個人財務ソフトが不要なのだろうか?


前置きが長くなってしまったが、職場の同僚と話したところ、以下のような点が挙がった。


日本では、
①最近では改まってきたものの、
 比較的最近まえ投資そのものにネガティブな印象があったため、
 資産を管理することに対するニーズも低かった。
②確定申告の必要がある個人が限られている。
 個人事業主であれば 事業用会計ソフトを使う?
③クレジットカードの普及率も低いため、
 メインの銀行の口座さえチェックしていれば資産管理としては事が足りた。

等など。
なるほど。確かにそういう面はありそうだ。

だが、その傾向、徐々に変わってきているのではないか?
①は、最近の投資信託ブームに見るように猫も杓子も投資に走っている昨今の状況からすれば変わってきているのは明らか。
②は、投資活動の活発化によってサラリーマンでも確定申告を行った方が得になるケースが多くなってきている。
③は、おさいふケータイのようなクレジットカード市場、電子マネー市場の拡大によって変わってくる。

何かブレークスルーがあれば、簡単にこのようなソフトが普及してしまうのではないか、
そんな気がしてならない。

ただし、こういったサービスに無料を求める傾向が多い気がするので、
これを有料サービスとしては使ってもらうのは難しいかもしれないが。

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